エマールでダウンジャケットを自宅で洗うイメージのやさしい水彩イラスト

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こんにちは。洗濯noteの運営者のゆぅみです。
冬のシーズンにフル稼働してくれたお気に入りのアウター、いざ自分の手でケアしようとすると、エマールでのダウンジャケットの洗い方ってどうすればいいの?と迷ってしまう方は多いですよね。

わたし自身も以前は、自宅の洗濯機や手洗いで本当に大丈夫なのか不安で、毎回クリーニング店に持ち込んでいました。
けれど実際にやってみると、ちょっとしたコツを押さえるだけで、おうちでもふわっと綺麗に仕上げることができるんです。

事前の前処理をしっかり行うこと、優しい押し洗いで羽毛をいたわること、すすぎ残しのシミを防ぐこと、脱水を短めにして陰干しにすること。
こうしたポイントを知っておけば、初めてでも安心してお手入れに取りかかれます。

Yumi

この記事では、わたしが実際に何着も洗ってみて掴んだ、ダウンジャケットをきちんと清潔に保つための具体的な手順を丁寧にお伝えしていきますね。

大切なダウンをおうちで洗うのってちょっとドキドキしますよね。でも正しいやり方さえ分かっていれば心配いりません!一緒に「ふんわり復活」を目指しましょう。

記事のポイント
  • 自宅でダウンを安全に洗うための事前確認と洗剤の選び方
  • 羽毛をふんわり保つための正しい手洗いと脱水の手順
  • 失敗を防ぎシミや偏りを回避する乾燥のテクニック
  • おうちクリーニングで得られる節約効果と清潔さの維持

エマールでのダウンジャケットの洗い方の基本

ダウンジャケットの洗濯に必要な洗剤や洗い桶などの準備道具を並べた俯瞰イラスト
洗濯note・イメージ

まずは、おうちで安全にお手入れを始めるための基本ステップから見ていきましょう。
事前の準備から洗う際の手順まで、お気に入りの一着を傷めずに綺麗にするための大事なポイントをまとめました。
正しい知識があるだけで、失敗してしまうリスクをぐっと下げることができますよ。
このセクションでは、とくに「洗い始める前」の準備と「洗い方」の核心部分にフォーカスしていきます。

この章で解説する内容
  • 洗濯機や手洗いで洗えるか事前に洗濯表示を確認する
  • エマールのような中性洗剤を洗濯に選ぶ明確な理由
  • 襟や袖口の汚れはスポンジと原液で前処理をしておく
  • 押し洗いで羽毛を傷めず優しく汚れを落とす手順
  • 生地へのダメージを防ぐため脱水は短時間で済ませる
  • すすぎ残しによるシミを防ぐための確実なすすぎ方

洗濯機や手洗いで洗えるか事前に洗濯表示を確認する

おうちでダウンジャケットのお手入れを始める前に、最初にやるべきこと、そして絶対に飛ばしてはいけない手順が「洗濯表示のチェック」です。
どんなダウンジャケットでも水洗いできるわけではありませんから、ここを見逃してしまうと、取り返しのつかない失敗を招くおそれがあります。
まずはジャケットの内側やポケットの裏地に縫いつけられたタグを見つけて、しっかり確認してみてください。

衣類の取り扱い表示
洗濯note・イメージ

そこに「洗濯桶のマーク」が表示されていれば、おうちでの水洗いが可能です。
桶の中に数字が書かれている場合は、その数字が水温の上限を意味しています。
一方で、桶に大きな「×」がついているものは「水洗い不可」のサイン。
残念ですが、この場合は家庭で洗うことができないため、プロのクリーニング店に相談しましょう。
とくに気をつけたい素材や加工については、以下の表で整理しています。

注意すべき素材・加工リスクの内容対処法
シームレス加工樹脂接着が経年劣化で剥がれる可能性がある製造から3年以上経過したものはクリーニング店に相談
レザー・毛皮付き硬化、色落ち、縮みが起こりやすい取り外せるなら外す。外せない場合は家庭洗濯NG
ウール混紡生地フェルト化してサイズが縮むエマールで極めて慎重に手洗いする

最近よく見かける「シームレスダウン」は、縫い目の代わりに熱圧着で仕立てられているタイプで、とくに注意が必要です。
接着に使われている樹脂は年数が経つにつれて劣化が進み、水洗いや脱水の振動で剥がれてしまうケースがあります。
わたしも以前、タグをろくに見ないままシームレスのダウンを洗ってしまい、中の羽毛が片寄ってぺらぺらになったという苦い経験があります。
あの時の後悔は今でも忘れられません。
だからこそ、洗う前のほんの10秒の確認を面倒がらないでくださいね。
安全に洗えるサインを見つけられたものだけ、次のステップに進んでいきましょう。

エマールのような中性洗剤を洗濯に選ぶ明確な理由

洗濯表示の確認がクリアできたら、続いて準備するのは「洗剤」です。
「わざわざ専用の洗剤を買うのはもったいないし、いつもの洗剤でいいんじゃない?」と感じる方もいるかもしれません。
でも、ダウンジャケットを洗う時には、必ず「エマール」のようなおしゃれ着用の中性洗剤を使ってほしいんです。
これには羽毛の質感を守るというしっかりとした理由があります。

普段使いの洗濯洗剤の多くは「弱アルカリ性」で、日常的な皮脂や泥汚れを力強く落とすことを目的に作られています。
しかし、ダウンジャケットの中に詰まっている「羽毛」は、人の髪と同じ動物性のタンパク質で構成されているんです。
水鳥の羽毛にはもともと適度な油分が備わっていて、この油分のおかげで空気をたくさん抱え込み、ふんわりとした保温力を維持しています。

もし洗浄力の強い弱アルカリ性洗剤を使ってしまうと、羽毛の命ともいえるこの大切な油分まで根こそぎ落としてしまいます。
油分を失った羽毛はパサパサになり、いくら乾かしてもふっくら感が戻らず、ボリュームも暖かさも失われてしまうのです。

その点、中性洗剤であるエマールは、繊維への負担を抑えながら、汚れだけを浮かせて落とす設計になっています。
さらにエマールには、洗うたびに繊維にハリを与えて伸びやヨレを整える「カタチコントロール洗浄」という独自の技術が使われているため、デリケートなアウターのケアにぴったりです。
また、汚れがひどいからといって塩素系や酸素系の漂白剤を併用するのも厳禁ですよ。
生地の色が抜けてしまったり、羽毛そのものが激しく傷んだりする原因になります。
高価で大切な一着を長く暖かく着続けるためにも、洗剤選びだけは絶対に妥協せず、中性洗剤を用意してからお手入れに取りかかってくださいね。

襟や袖口の汚れはスポンジと原液で前処理をしておく

ふんわりとした羽毛と中性洗剤ボトルのクローズアップイラスト
洗濯note・イメージ

全体を洗い始める前に、ぜひ取り入れてほしいのが「前処理(プレウォッシュ)」というひと手間です。
この工程をするかしないかで、洗い上がりの美しさがまるで違ってきます。
冬場にダウンを毎日着ていると、首回りの襟元や袖口、ポケットの縁などに皮脂やファンデーション、擦れによる黒ずみが蓄積していきますよね。
こうした汚れは繊維の奥深くに油分として入り込んでいるため、水に浸けるだけでは簡単に落ちてくれません。

  • 1 道具の準備

    食器洗い用の柔らかいスポンジとエマールの原液を用意します。

  • 2 原液を馴染ませる

    スポンジを水で湿らせたら、エマールを数滴たらして汚れた部分にトントンと優しく叩き込みます。

  • 3 放置して浮かす

    5分〜10分ほどそのまま置いておくことで、洗剤の界面活性剤が油汚れをじわじわと分解してくれます。

ここで絶対にやってはいけないのが「ゴシゴシ強くこすること」です。
ダウンの表面に使われるナイロンやポリエステルは摩擦に弱い素材なので、こすると生地が白く毛羽立ったり、最悪の場合は破れて羽毛が飛び出してしまいます。
あくまでも優しく、汚れを浮かせるイメージで叩き出すのがプロ級の仕上がりに近づけるコツです。
時間を置く間に、エマールの洗浄成分がしつこい汚れにしっかり浸透してくれますよ。

注意点 花王の公式情報でも「乾いているうちに前処理をする」ことがポイントとして紹介されています。全体が濡れてしまうと汚れが見えにくくなるので、乾いた状態で処理しましょう。

わたしも以前は前処理を面倒に感じてサボっていましたが、襟元の黄ばみが残ってしまいガッカリしたことがありました。
この数分の手間をかけるだけで、見違えるほどすっきり汚れが落ちるので、絶対に省かないようにしてくださいね。

押し洗いで羽毛を傷めず優しく汚れを落とす手順

洗い桶でダウンジャケットを優しく押し洗いしている手元の様子
洗濯note・イメージ

前処理が終わったら、いよいよ全体を洗う「本洗い」に入ります。
洗濯表示で洗濯機の使用がOKになっていたとしても、わたしはダウンジャケットへの負担をできるだけ減らして長持ちさせるために「手洗い」をおすすめしています。
たしかに少し手間はかかりますが、その分仕上がりには大きな差が出ますよ。
水の温度や手の動かし方ひとつで、ダウンの寿命は変わってくるんです。

桶もしくは洗面ボウルに30℃以下の水をはり「エマール」を入れます。( 水4Lにエマール10ml)たたんだまま洗濯液に浸し、やさしく押し洗いします。

出典:花王 製品Q&A『【生活情報】ダウンジャケットをやさしく洗ってふんわり仕上げるには?』

大きめの洗い桶か洗面ボウルに、「30℃以下のぬるま湯」をたっぷり用意するところから始めます。
水温が高すぎると、生地の縮みや色落ち、接着剤の溶け出しといったトラブルの原因になってしまいます。
ダウンジャケットは、ファスナーやボタンをすべてきちんと閉じ、汚れている面が外側にくるように軽くたたんでください。

そのまま洗濯液にそっと浸すのですが、ダウンは中に空気をたくさん含んでいるので、風船みたいにプカプカ浮いてきます。
両手を使ってジャケット全体をゆっくり水中に「沈める」、浮き上がってきたらまた「沈める」という動きを20回〜30回ほど繰り返すのが「押し洗い」のやり方です。

汚れを落としたいあまり、生地どうしをこすり合わせる「もみ洗い」をしてしまうのは厳禁です。
ダウンの大切な羽毛(ダウンボール)が千切れたり、絡み合って団子のようになってしまう恐れがあります。
押し洗いをしているだけでも、水がどんどん濁っていくのがわかるはずです。

一見きれいに見えていたダウンでも「こんなに汗や汚れが溜まっていたんだ!」と驚くかもしれませんね。
もし水がかなり黒ずんでしまったら、一度水を捨てて洗濯液を作り直し、もう一度押し洗いをすると仕上がりが格段に良くなります。
焦らず、優しく、丁寧に洗ってあげましょう。

生地へのダメージを防ぐため脱水は短時間で済ませる

押し洗いが終わって汚れをしっかり落とせたら、次は「脱水」の工程に進みます。
たっぷり水を吸い込んだダウンジャケットは、びっくりするほど重くなっています。

この時、持ち上げようとして袖や襟だけを掴んでしまうと、水の重みで生地が裂けたり、中の仕切りが壊れて羽毛が移動してしまうことも。
必ず両手で下から全体をすくうようにして、そっと持ち上げてくださいね。

注意点 雑巾のようにねじって絞るのは絶対にやめてください。生地がシワだらけになるだけでなく、中の羽毛が折れたり潰れたりして、保温性が元に戻らなくなる危険があります。

まずは桶の中で、上から両手で軽く押さえるようにして大まかな水分を押し出します。
ある程度水が切れたら、ダウンジャケットをきれいにたたんだ状態で洗濯機の脱水機能を使いましょう。
ここでの最大のポイント、そして失敗しないための絶対条件が「脱水時間を極端に短くすること」です。

花王の公式情報でも、押し洗い後の脱水は15秒〜30秒程度と案内されています。
洗濯機の強い遠心力は、水分を飛ばすと同時に、羽毛を端に激しく押しやってしまいます。
長時間回してしまうと、羽毛がカチカチの塊になってしまい、乾燥段階でいくらほぐしても復活しなくなるのです。

洗濯機での脱水がどうしても不安な場合は、大きめのバスタオルでダウンを包み込んで水分を吸い取る「タオルドライ」という方法もあります。時間はかかりますが、衣類へのダメージが最も少ないやり方です。

すすぎ残しによるシミを防ぐための確実なすすぎ方

きれいな水でダウンジャケットを丁寧にすすいでいる手元の様子
洗濯note・イメージ

短い脱水を終えたら、きれいな水に入れ替えて「すすぎ」を行います。
実はこのすすぎ工程は、洗いと同等か、それ以上に重要なプロセスだと言っても大げさではありません。
洗剤成分が生地や羽毛の内部にわずかでも残っていると、そこからトラブルが発生してしまうからです。
とくに「輪ジミ」は、多くの方が体験する代表的な失敗例ですね。

  • ! すすぎ残しのリスク

    乾燥の過程で洗剤成分が生地の表面に浮き出て「輪ジミ」になったり、羽毛同士がくっついてボリュームが減ったりする原因になります。

すすぎのやり方は、押し洗いと同じ要領で進めます。
きれいな水を張った桶にダウンを浸して、両手で優しく「沈める」「浮かせる」を繰り返してください。
ダウンを押した時に出てくる水に泡が混じらなくなるまで、少なくとも2回〜3回は水を入れ替えながら徹底的にすすぐのがコツです。
濁りや泡立ちが完全になくなったのを確認できたら、再度1分以内の短い脱水を行いましょう。

これで水洗いの一連の作業はすべて完了です。
ここからは、いかにきれいに乾かすかという最後の大勝負に入っていきますよ。
すすぎを丁寧にこなしておくと、いやなニオイの発生も抑えることができます。

失敗を防ぐエマールでのダウンジャケットの洗い方

ダウンジャケットを着る女性
洗濯note・イメージ

水洗いが無事に終わってほっとしたいところですが、まだ気を抜いてはいけません。
ダウンジャケットのお手入れにおいて「乾燥」の工程こそが、仕上がりをふんわりさせるか、ペチャンコのままにしてしまうかを決める最大の山場なのです。
ここでは、ありがちな失敗を避けて、購入した頃のふっくら感を取り戻すための具体的なテクニックをお伝えします。
乾燥中のちょっとした手入れが、ダウンを蘇らせるカギを握っていますよ。

この章で解説する内容
  • 洗濯を成功させるための知っておきたい実践的なコツ
  • 陰干しを活用して購入時のふんわり感を復活させる
  • 洗濯に失敗して羽毛が偏ったときの簡単な対処法
  • クリーニング代を節約して清潔な状態を保つメリット
  • 洗濯時の疑問を解決するよくある質問
  • まとめ:エマールでのダウンジャケットの洗い方

洗濯を成功させるための知っておきたい実践的なコツ

手洗いや洗濯機での作業の中で、知っておくだけで仕上がりがグンと良くなる実践的なコツがいくつかあります。
たとえば、どうしても洗濯機の「手洗いコース」を使いたい場合。
ダウンジャケットはとても軽くて空気を含みやすいため、そのまま投入しても水に浮いて空回りしたり、洗濯機のセンサーが異常を検知してエラーで止まってしまうことがあるんです。
これを防ぐためのちょっとした工夫をご紹介しますね。

  • ダウンジャケットを洗濯ネットに入れ、水を含ませたバスタオル2枚を一緒に入れる。
  • バスタオルが「重し」の役割をしてくれて、ダウンが浮き上がるのを防いでくれる。

また、洗っている途中で「もっといい香りにしたい」「ふんわりさせたい」と思って、いつもの柔軟剤を足したくなることがあるかもしれません。
でも、ダウンのお手入れでは柔軟剤の使用は控えるのが正解です。

柔軟剤は繊維の表面を滑らかにコーティングする性質がありますが、これが羽毛の一本一本にまで付いてしまうと、羽毛どうしが滑りやすくなって上手く絡み合わなくなります。
その結果、羽毛の間に空気を溜め込めなくなってボリュームが落ちてしまうのです。

エマール自体に衣類をすっきり洗い上げる機能が備わっているので、余計なものを足す必要はありません。どうしても香りを楽しみたい場合は、完全に乾いてから衣類用ミストを軽くひと吹きするのがおすすめです。

陰干しを活用して購入時のふんわり感を復活させる

半乾きのダウンジャケットを両手で優しく叩いて羽毛をほぐしている手元の様子
洗濯note・イメージ

脱水後に洗濯機から出したダウンジャケットは、羽毛がペチャンコになって、あちこちダマになっていて、「これ、本当に元通りになるの…?」と絶望的な気持ちになるくらい心細い姿をしています。
でも、ここで焦ってはいけません。

正しい干し方を実践すれば、空気をたっぷり含んでしっかりふんわり復活しますよ。
乾燥は急がず、時間をかけて進めるのが鉄則です。

  • 1 干す場所の選定

    直射日光を避けて、風通しの良い場所での「陰干し」を徹底しましょう。紫外線はナイロンやポリエステルの生地を傷める原因になります。

  • 2 ハンガーの工夫

    肩に厚みのある太めのハンガーを使って、型崩れを防ぎます。細いワイヤーハンガーは肩の形が歪む原因になるので避けてください。

  • 3 途中のマッサージ

    表面が乾いてきた半乾きの状態で、両手で優しくポンポンと叩いて羽毛に空気を送り込みます。

干し始めるときは、まず両手でダウンを軽くパンパンと叩いて全体のシワを伸ばし、形を整えてください。
そしてここからが一番大事な工程です。
干しっぱなしで完全に乾くまで放置するのではなく、表面の生地が乾いてきた「半乾き」のタイミングで、生地を両手で挟むようにポンポンと叩きます。

すると、中で固まっていた羽毛がほぐれて、空気が入り込んでいくのを感じられるはずです。
これを数時間おきに、何度か根気よく繰り返してみてください。

まるでダウンに呼吸をさせるように、丁寧にマッサージしてあげるイメージで続けていくと、買った頃のようなふっくらとしたボリューム感が蘇ります。
内部まで完全に乾き切るには2〜3日かかることもありますので、焦りは禁物ですよ。

洗濯に失敗して羽毛が偏ったときの簡単な対処法

「手順通りに注意して洗ったつもりなのに、完全に乾かしてみたら一部に羽毛が固まってしまった…」
そんな状況に直面しても、捨ててしまうのはまだ早いです。

羽毛が偏って固まる原因のほとんどは、奥にわずかな水分が残っているか、乾燥途中のほぐし作業が足りていなかったせいです。
後からでもしっかりリカバリーできますので、落ち着いて対処しましょう。

まずは固まった部分を外側から両手で挟んで、指先を使って絡まった羽毛を少しずつつまむように引き広げてほぐしていきます。
生地を破らないよう慎重に進めてくださいね。
もしカチカチで手ではほぐれない場合は、霧吹きでその部分だけ軽く湿らせてからほぐし、ドライヤーの冷風を当てながらマッサージすると、驚くほどきれいに広がっていきます。

注意点 乾燥機を使う際は、必ず「低温設定」もしくは「送風のみ」のコースにしてください。高温で回すとナイロン生地が溶けたり、羽毛が傷んだりする致命的なダメージにつながります。

さらに、ご自宅に衣類乾燥機がある場合は裏ワザとして活用できます。
完全に乾いた状態のダウンを低温設定の乾燥機に入れて、10分ほど回してみましょう。

このとき、きれいなテニスボールを一緒に入れると、ボールが中で弾んでダウンを叩いてくれるので、手でほぐすよりも効率よくふっくら仕上がります。
乾燥機から取り出した瞬間、新品みたいに復活している姿に感動するはずですよ。
諦める前に、ぜひこのリカバリー方法を試してみてください。

クリーニング代を節約して清潔な状態を保つメリット

ふんわり復活したダウンジャケットと貯金箱が並ぶ節約イメージのイラスト
洗濯note・イメージ

ダウンジャケットをプロのクリーニングに出すと、一般的な相場で一着あたり2,000円〜5,000円ほど。
高級ブランドのダウンなら8,000円〜10,000円以上かかることも珍しくありません。
家族全員分をまとめたら、毎年の出費は家計にとってかなりの負担になりますよね。

でも、エマールでの洗い方をマスターしてしまえば、そのコストを大幅にカットできます。
エマール1本あれば複数着洗えるので、一着あたりのコストは数十円程度で済んでしまうんです。

経済的な魅力に加えて、それ以上に嬉しいのが「いつでも好きなタイミングで洗って清潔を保てる」という点です。
クリーニングに出すとなると「シーズンが終わったらまとめて」と考えがちですが、冬の真っ最中でも、満員電車で汗をかいたり、外食で強いニオイがついたり、泥水を跳ねてしまったりすることはよくありますよね。
自分で洗えるスキルがあれば「汚れたら週末にさっと洗おう」という気軽な習慣が身につきます。

比較項目プロのクリーニングエマールでの自宅洗濯
コスト2,000円〜10,000円以上数十円程度
仕上がりまでの時間1週間〜1ヶ月2〜3日(乾燥含む)
手軽さ店舗への持ち込みや受け取りが必要自宅で完結できる
ケアの自由度シーズンオフにまとめて依頼が一般的汚れたらすぐに洗える

何週間も汚れたまま我慢する必要がなくなります。
いつでも清潔でふんわりしたダウンに袖を通せるのは、気持ちの面でもすごく快適なんですよね。

おうちクリーニングは、家計に優しいだけでなく、冬のおしゃれをもっと清潔に、もっと楽しくしてくれる最高のライフハックだとわたしは実感しています。
一度このラクさを味わうと、もうクリーニング店には戻れないかもしれません。

洗濯時の疑問を解決するよくある質問

ここでは、エマールでのダウンジャケットの洗い方について、読者の方からよく寄せられる疑問や心配ごとに、Q&A形式でお答えしていきます。
初めて洗う前の不安解消に、ぜひ活用してくださいね。

エマールを使って洗濯機で洗うことはできますか?

はい、洗濯表示タグに「洗濯機マーク」もしくは「手洗いマーク」があれば可能です。
ただし標準コースではなく、必ず「手洗いコース」「ドライコース」などの弱水流コースを選択してくださいね。
型崩れを防ぐためにネットに入れて、脱水は手動設定で1分以内にするのが鉄則です。

脱水後に羽毛が偏ってしまったのですが、直せますか?

はい、直せますので安心してください。
脱水直後に偏っているのはごく普通のことです。
乾かしていく過程、とくに半乾きの段階で両手でポンポンと優しく叩いてほぐしてあげれば、羽毛はまた均一に広がっていきます。
完全に乾くまで何度か繰り返すのがポイントですよ。

柔軟剤は一緒に使っても大丈夫ですか?

ダウンジャケットの場合は、柔軟剤は使わないのがベストです。
柔軟剤の成分が羽毛をコーティングしてしまい、羽毛が空気を含んで膨らむ力を弱めてしまうからです。
エマールだけで洗うことで、羽毛本来のふんわり感をしっかりキープできますよ。

襟元のしつこい皮脂汚れはどうやって落とせばいいですか?

全体を洗う前に「前処理」をしておくのが効果的です。
水を含ませたスポンジにエマールの原液を数滴垂らして、汚れた部分をトントンと叩くように馴染ませたら、5〜10分放置します。
その後、いつも通り押し洗いをすると驚くほどきれいに落ちますよ。

乾くまでどのくらいの日数がかかりますか?

花王の公式情報でも案内されている通り、室内での自然乾燥で2〜3日が目安です。
内部の羽毛までしっかり乾かすためには十分な時間が必要なので、天気が良い日を選んで余裕を持って干してくださいね。
生乾きの状態で着用してしまうと、ニオイやカビの原因になるので注意しましょう。

まとめ:エマールでのダウンジャケットの洗い方

最後まで丁寧にお読みいただき、本当にありがとうございました。
最初は「高いダウンを自分で洗うなんて怖い!」と感じるかもしれませんが、正しい手順とちょっとしたコツを掴んでしまえば、おうちで十分にきれいに、そしてふんわり仕上げることができます。

大切なのは、事前の洗濯表示チェック、羽毛の油分を守るエマールの使用、そして「押し洗い・短時間脱水・陰干しマッサージ」の三原則を守ることです。
慣れてしまえば、休日のちょっとした時間で手軽にメンテナンスできるようになります。
クリーニング代の節約にもなりますし、いつでも清潔なアウターを着られる喜びは格別ですよ。
ぜひ今シーズンは、この洗い方を参考にご自身でお手入れに挑戦してみてくださいね。
最後に、今回の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

今回の重要ポイントまとめ
  • 水洗いを始める前に必ず洗濯表示タグを確認する
  • シームレスやレザー付きのダウンは自宅での水洗いを避ける
  • 洗剤は羽毛の油分を守る中性洗剤(エマール等)を選ぶ
  • 襟や袖口の目立つ汚れはスポンジと原液で事前に前処理する
  • 水温は30℃以下を厳守し、もみ洗いは禁止で押し洗いをする
  • 脱水は押し洗い後15〜30秒、すすぎ後は1分以内に留める
  • すすぎは泡がなくなるまで最低2〜3回水を替えて丁寧に行う
  • 直射日光を避けて風通しの良い場所で陰干しする
  • 半乾きの状態で叩いて羽毛に空気を含ませるマッサージを繰り返す
  • 柔軟剤は羽毛のふくらみを妨げるので使用を控える
  • 偏りが戻らない時は乾燥機の低温コースで10分回してみる
  • 自宅洗いでクリーニング代を大幅に節約できる
  • 数値や手順はあくまで一般的な目安として参考にする
  • 正確な情報は各ブランドの公式サイトや花王の公式案内を確認する
  • 判断に迷ったらクリーニングの専門家に相談する
Yumi

おうち洗濯ができるようになると、お気に入りのダウンをもっと長く大切に着られるようになりますよ。ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね!