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こんにちは。洗濯noteの運営者の「ゆぅみ」です。
「お気に入りの服についているこの『F』のマーク、これって家で洗えるの?」 「クリーニングに出すと高いし、できればエマールを使って家でサッと洗いたいな…」
そんなふうに悩んで、洗濯機の前でタグとにらめっこしていませんか?
実は、私も以前は「洗濯マーク f エマール」について正しく理解しておらず、大切なスカートを縮ませてしまった苦い経験があります。
Fマークは本来「クリーニング店へのお願い」を意味するものですが、実は条件さえクリアすれば、エマールを使ってお家でスッキリ洗うことができるケースもあるんです。
この記事では、元・洗濯嫌いの私が実践してわかった「洗えるFマークと洗えないFマークの見分け方」や、プロ顔負けの仕上がりになる「エマールを使った洗濯術」を余すことなくお伝えします。
クリーニング代を節約しながら、大切な服を長く着続けるための知恵を一緒に身につけましょう。
- 洗濯マークFの意味とエマールが使える条件の完全な理解
- 失敗すると危険な「洗ってはいけない素材」の具体的な見分け方
- 縮みや型崩れを徹底的に防ぐプロ直伝のつけ置き洗い手順
- クリーニング代を年間数万円節約するための正しい判断基準
洗濯マーク「F」はエマールで洗える?基本の正解

まずは、一番気になる「結局、Fマークはエマールで洗えるのか?」という疑問にズバリお答えします。
結論から言うと、「Fマーク単体では判断できないけれど、桶のマークを見れば一発でわかる」というのが正解です。
ここでは、なぜそのような判断になるのか、Fマークの本来の意味や、家庭で洗う際のリスクについて、少し専門的な視点も含めて詳しく解説していきますね。
- Fマーク(ドライクリーニング)の意味とは
- 水洗い不可マークがある場合の公式見解
- エマール(おしゃれ着洗剤)が使える条件
- 洗える素材と洗えない素材の境界線
- クリーニング店の「F」と家庭の「ドライコース」の違い
Fマーク(ドライクリーニング)の意味とは
洋服のタグについている、丸の中に「F」と書かれたマーク。
これを見ると「なんとなくデリケートで高級そうな服」というイメージを持つ方が多いですが、正確な意味まで理解している方は少ないかもしれません。
この「F」という文字は、「石油系溶剤を使用したドライクリーニングができる(Flammable:引火性のある溶剤)」という意味を持つ、クリーニング店へ向けたプロ用のメッセージなのです。
具体的に言うと、クリーニング店では水を使わず、特殊な「油(有機溶剤)」を使って服を洗います。これをドライクリーニングと言います。
水を使わない理由は、型崩れや縮みを防ぐためです。油汚れ(皮脂や口紅など)には非常に強いですが、汗などの水溶性の汚れを落とすのは苦手という特徴があります。
ドライクリーニングのマークには主に「P」と「F」の2種類があり、それぞれの違いを理解しておくと、その服がどれくらいデリケートなのかが分かります。
| マーク | 意味 | 特徴とデリケート度 |
|---|---|---|
| P | パークロロエチレン及び 石油系溶剤を使用可能 | 洗浄力が非常に強い溶剤も使えます。 比較的丈夫なウールのスーツなどに多く見られます。 デリケート度:★★☆☆☆ |
| F | 石油系溶剤のみ使用可能 | 洗浄力がマイルドな溶剤限定です。 ボタンや装飾品、樹脂加工への影響を避ける必要がある場合に指定されます。 デリケート度:★★★★☆ |
つまり、「Fマーク」がついている服は、「強い溶剤だと生地やボタンが傷むかもしれないから、一番優しい石油系の溶剤で洗ってくださいね」という、メーカーからの「取扱注意」の強いサインなのです。
ここで重要なのは、このマーク自体は「水洗いの可否」については何も語っていないということ。
「ドライクリーニングしかできない(=水洗い禁止)」という意味なのか、「ドライクリーニングもできる(=水洗いもできるかもしれない)」なのかは、このマークだけでは判断できません。
しかし、Fマークがつくようなデリケートな服は、水に弱い素材(ウール、カシミヤ、シルク、レーヨンなど)が使われていることが多いため、結果的に「家では洗えない(水洗い不可)」となっているケースが大半なのが現実です。
水洗い不可マークがある場合の公式見解

では、家でエマールを使って洗えるかどうかを最終的に判断するには、どこを見ればよいのでしょうか。
答えは、「Fマーク」の隣(もしくは上段)にある「桶(おけ)のマーク」です。
もし、桶のマークに大きな「✕(バツ)」がついている場合、それは「水洗い不可」を意味します。
これは、日本の家庭用品品質表示法に基づく非常に重要な表示です。
公式なルールとしての結論
「水洗い不可(桶に✕)」+「Fマーク」の場合、家庭での洗濯(水洗い)はできません。
エマールなどの「おしゃれ着洗剤」であっても、水を使う以上は物理的に「水洗い」になるため、メーカーの推奨する洗い方からは完全に外れてしまいます。
「でも、エマールのCMでは『ドライマークも洗える』って言ってるじゃない!嘘なの?」
そう思われる方も多いですよね。私も最初はそう思って混乱しました。
実は、ここが少しややこしい点なのですが、洗剤メーカーが言う「ドライマークも洗える」というのは、「ドライマーク(FやP)がついている服でも、同時に『水洗い可(手洗いマークや洗濯機マーク)』がついているなら、家で優しく洗えますよ」という意味なのです。
家庭で洗濯ができるのは、「洗濯処理(桶のマーク)」の記号がある衣類です。「水洗い不可(桶に✕)」の記号がついている衣類は、家庭で洗濯できません。
(出典:消費者庁『新しい洗濯表示』)
公式なルールとして厳密に言うならば、「水洗い不可」のマークがある時点で、エマールを使ったとしても自宅での洗濯はNGということになります。
メーカーが「水洗い不可」にするのには理由があります。「水につけると著しく縮む」「色が一瞬で抜ける」「表面の風合いが変わる」といったリスクがあるからです。
もし無理に洗って服がダメになっても、メーカーへの補償は求められません。このリスクを理解した上で、それでも自己責任で洗うかどうかを判断する必要があります。
エマール(おしゃれ着洗剤)が使える条件

一方で、Fマークがついていても、堂々とエマールを使って家で洗えるケースもたくさんあります。
それは、タグを確認して以下のような洗濯表示がついている場合です。
洗濯機で洗えるマーク
「桶」のマークに数字(30や40など)が書いてある場合です。
これは「液温はXX℃を限度とし、洗濯機で洗濯ができる」という意味です。
数字の下に横線(ー)が入っている場合は、「弱い水流で」という意味になりますが、いずれにせよ洗濯機OKです。
手洗いができるマーク
「桶」のマークに手を入れている絵が書いてある場合です。
これは「液温は40℃を限度とし、手洗いができる」という意味です。
洗濯機の使用は推奨されませんが、手洗いで優しく洗う分には水を使っても問題ありません。
これらのマークがあれば、Fマークが併記されていても全く問題ありません。
むしろ、普通の洗剤(アタックやアリエールなどの弱アルカリ性洗剤)よりも、繊維を保護する成分が入ったエマールのような「中性洗剤」を使うのがベストです。
一般的な粉末洗剤や液体洗剤は「弱アルカリ性」で、皮脂汚れや泥汚れを落とす力が強い反面、ウールなどの動物性繊維のタンパク質を溶かして傷めてしまう性質があります。
対してエマールは「中性」で作られており、さらに洗濯時の摩擦や繊維の毛羽立ちを抑える「カタチコントロール洗浄」や、繊維の表面をコーティングしてなめらかにするシリコンなどの成分が配合されています。
Fマークがつくようなデリケートな服を家で洗うために開発されたのがエマールです。
「水洗いOK」のサインさえあれば、クリーニングに出さずとも、自宅でスッキリと汗汚れや皮脂汚れを落とし、ふわっとした洗い上がりを実現できますよ。
洗える素材と洗えない素材の境界線
「表示は水洗い不可だけど、毎回クリーニングに出すのはお財布が痛い…」
「子供の食べこぼしがついたから、自己責任でもいいから、家で洗えるものなら洗いたい」
そう考える主婦の方は多いはず。私もそうです。
実は、メーカーはクレームを避けるために、実際には洗える素材でも念のために「水洗い不可」にしているケース(過剰表示)も少なくありません。
ここからは少し踏み込んだ「グレーゾーン」のお話をします。
水洗い不可の表示があっても、素材の特性を知っていれば、慎重に洗えば大丈夫なものと、絶対に家で洗ってはいけない危険なものを見分けることができます。
タグの「組成表示(素材の内訳)」をチェックして、この境界線をしっかり見極めましょう。
| 比較的チャレンジしやすい素材 (自己責任で手洗い推奨) | 絶対に家で洗ってはいけない素材 (即クリーニングへ!) |
|---|---|
ポリエステル・ナイロン
アクリル
綿(コットン)・麻(リネン)
シンプルな形状のウール
| レーヨン・キュプラ
シルク(絹)
皮革・毛皮(ファー)
特殊加工・構造のもの
|
特に注意してほしいのが、裏地によく使われるレーヨンとキュプラです。
これらは「木材パルプ」を原料とする再生繊維で、水を含みやすい性質があります。水につけた瞬間に繊維が膨らんで短くなり、子供服のように縮んでしまったり、シワシワになって元に戻らなくなったりします。
タグを見て、これらの素材が数%でも(例えば混紡で5%だけでも)混ざっている場合は、悪いことは言いません。潔くクリーニング店にお願いしましょう。
クリーニング店の「F」と家庭の「ドライコース」の違い

最後に、よくある勘違いを一つ解消しておきましょう。
洗濯機についている「ドライコース(メーカーによっては「おうちクリーニング」「ソフトコース」)」と、クリーニング店の「ドライクリーニング」は、言葉は似ていますが全くの別物です。
この違いを理解していないと、「ドライコースならドライマークの服が洗えるはず!」と思って洗ってしまい、取り返しのつかない失敗をしてしまうことになります。
それぞれの決定的な違いを表にまとめました。
| 比較項目 | クリーニング店の ドライクリーニング(F) | 家庭の洗濯機の ドライコース |
|---|---|---|
| 使用する液体 | 石油系溶剤(有機溶剤) ※水は使いません | 水道水 ※大量の水を使います |
| 洗濯のメカニズム | 油で洗うため、繊維が膨潤(ふやけること)せず、形が変わらない。 | 水流を弱くして摩擦を減らしているだけで、水洗いであることに変わりはない。 |
| 得意な汚れ | 油性の汚れ (皮脂、口紅、ファンデーション、ミートソースなど) | 水溶性の汚れ (汗、ジュース、醤油、泥など) |
| 縮みリスク | 非常に低い | 素材によっては非常に高い (特にレーヨン、ウール) |
つまり、洗濯機のドライコースは「(水洗いできる服を)優しく洗うコース」という意味であって、「(水洗いできない)ドライマークの服を洗うことができる機能」ではないのです。
この認識のズレが、洗濯失敗の最大の原因です。
家で洗うときは、どんなに良い洗剤や洗濯機を使っても、あくまで「水を使って洗う」というリスクがあることを忘れないでくださいね。
【自己責任】洗濯マーク「F」をエマールで洗う手順とコツ

さて、ここからは「水洗い不可だけど、素材を確認したらポリエステルだし洗えそう」と判断した方のために、自己責任で行うエマール洗濯の具体的な手順をご紹介します。
プロも実践する「ダメージを最小限に抑えるコツ」を使えば、家でも驚くほどキレイに仕上げることができます。
手抜きをせず、一つ一つの工程を丁寧に行うことが成功への近道ですよ。
- 失敗回避のための「素材チェック」と「テスト」
- ダメージを最小限にする「つけ置き洗い」のやり方
- 洗濯機を使う場合のコース設定とネット活用
- 形を崩さずに乾かす干し方のコツ
- まとめ:洗濯マークfとエマールの付き合い方
失敗回避のための「素材チェック」と「テスト」
「よし、洗おう!」といきなり水にドボンとつけるのは絶対にNGです。
特に初めて家で洗う服や、濃い色の服の場合は、必ず目立たない場所で「色落ちテスト」と「縮みテスト」を行いましょう。これは面倒でも飛ばしてはいけない工程です。
色落ちテストのやり方
- エマールの原液を綿棒に少しつけます。
- 服の裏側の縫い代や裾など、表から見えない部分に軽く塗ります。
- 5分〜10分ほどそのまま放置します。
- 白いティッシュやタオルで、洗剤を塗った部分を上からポンポンと強めに押さえてみます。
もし、ティッシュに色が移ったり、塗った部分の生地が変色したりしていれば、その服は水洗いで色落ちする可能性が非常に高いです。他の服に色移りするだけでなく、その服自体の色が褪せてしまうため、家庭での洗濯は諦めましょう。
縮み・質感テストの確認
色落ちテストと同時に、洗剤をつけた部分の生地が、濡れることで波打ったり(縮みのサイン)、ヌルヌルと溶けるような感触になったりしていないかも確認してください。
特にレーヨン混の素材は、水がついただけでキュッと縮むのが分かることがあります。
この「事前チェック」で異変を感じたら、すぐにストップできるのが賢い洗濯術です。
ダメージを最小限にする「つけ置き洗い」のやり方

Fマークがついているようなデリケートな衣類には、洗濯機よりも「手洗い(つけ置き洗い)」が圧倒的に安全です。
「手洗いは面倒」と思うかもしれませんが、洗濯機の設定をする手間と、干す時のシワ伸ばしの手間を考えれば、実は手洗いの方が早くてキレイに仕上がることも多いんですよ。
ここでは、最も摩擦を減らし、繊維を傷めずに汚れだけを浮かす「つけ置き洗い」の手順を詳しく解説します。
用意するもの
- 洗面器またはバケツ(洗面台に水を溜めてもOK)
- エマール(おしゃれ着洗剤)
- 洗濯ネット(脱水時に使用)
- バスタオル(脱水代わりに使用するとより丁寧)
- 平干しネット(あればベスト、100均でも購入可)
手順1:洗浄液を作る(温度が重要!)
30℃以下のぬるま湯(または水)を洗面器に溜め、エマールを適量溶かします。
ここで重要なのは温度です。人間の体温より温かい(40℃近い)お湯を使うと、汚れ落ちは良くなりますが、ウールが縮んだり色落ちしたりするリスクが跳ね上がります。
手を入れて「ちょっと冷たいかな?」と感じるくらいの常温(20℃〜30℃)がベストです。
洗剤の量はボトルの裏面を見て、必ず守ってください。「汚れそうだから多めに入れよう」はNGです。すすぎ残しが発生し、かえって生地を傷める原因になります。
手順2:畳んで沈める(つけ置き)
服を汚れている部分が外側になるようにキレイにたたみ、洗浄液の中に静かに沈めます。
このとき、揉んだり、押したり、回したりする必要はありません。
エマールに含まれる界面活性剤の働きに任せて、約15分〜20分そのまま放置します。
もし、襟元や袖口の汚れが気になる場合のみ、指の腹で優しくなでるように洗ってください。ゴシゴシ擦るとそこだけ白っぽく(毛羽立ち)なってしまいます。
手順3:優しくすすぐ
つけ置きが終わったら、水を捨てます。
服を軽く押して水分を切り(絞らないこと!)、新しい水に入れ替えてすすぎます。
この時も、服を持ち上げたり揉んだりせず、水の中で優しく泳がせるようにして、繊維の中の泡成分を水に溶かし出すイメージです。
2回ほど水を替え、泡が出なくなればOKです。
柔軟剤を使いたい場合は、最後のすすぎ水に入れて3分ほど待ちましょう。柔軟剤は繊維をコーティングして摩擦を防ぐ効果があるので、Fマーク衣類には特におすすめです。
洗濯機を使う場合のコース設定とネット活用
「手洗いはどうしても時間がない…」という場合は、洗濯機を使うことも可能ですが、リスクは手洗いよりも高まります。
洗濯機を使う場合は、以下のルールを徹底して、機械によるダメージを極限まで減らしましょう。
1. 服のサイズに合った洗濯ネットを使う
これが一番重要です。大きすぎるネットに入れると、中で服が動いて摩擦が起きたり、片寄ってシワの原因になったりします。
たたんだ服がピッタリ収まるサイズのネットを選んでください。
また、「1枚のネットに1着」が鉄則です。複数を詰め込むと汚れ落ちが悪くなり、服同士が擦れ合って傷みます。
厚手の「クッションネット」を使うと、さらに安心です。
2. 「ドライコース」「手洗いコース」を選ぶ
絶対に「標準コース」で洗ってはいけません。強い水流と回転で、デリケートな服は一発で縮んでしまいます。
メーカーによって名称は異なりますが(おうちクリーニング、ソフト、ドライなど)、一番優しく洗えるコースを選択します。
これらのコースは、洗濯槽をほとんど回転させず、水流の揺らぎだけで洗うようにプログラムされています。
3. 脱水は「1分」まで!
ここが運命の分かれ道です。
洗濯機の全自動コースに任せると、通常5分〜9分ほどの脱水が行われます。しかし、遠心力による脱水は、濡れた繊維に強烈な圧力をかけ、シワを定着させてしまいます。
脱水行程に入ったら洗濯機の前で待機し、回転し始めてから30秒〜1分以内で強制停止してください。
まだ水が滴るくらいで構いません。水の重みでシワが伸びる効果も期待できます。
形を崩さずに乾かす干し方のコツ

洗い終わった後の「干し方」で、仕上がりの9割が決まると言っても過言ではありません。
水分を含んだ衣類は非常に重くなっており、細いハンガーにかけると、肩の部分に跡がついたり(ハンガー跡)、自重で縦に伸びて型崩れしたりしてしまいます。
基本は「平干し(ひらぼし)」です。
100円ショップやホームセンターで売っている「平干しネット」を使い、服を寝かせた状態で干します。
重力が分散されるため、ニットが伸びたり、型崩れしたりするのを防げます。
場所は必ず「陰干し」にしてください。直射日光に含まれる紫外線は、濡れた生地にダメージを与え、色あせや変色(特に白物の黄ばみ)の原因になります。
平干しネットがない場合の代用テクニック
「たまにしか洗わないから、わざわざネットを買うのはちょっと…」という方は、家にある身近なアイテムで代用が可能です。
服の重みを分散させることができれば、専用のネットがなくてもキレイに干すことができますよ。
| 代用アイテム | 干し方の手順 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| お風呂の蓋(ふた) | 1. お風呂の蓋を洗い、水気を拭く。 2. 乾いた大きなバスタオルを敷く。 3. その上に服を広げて寝かせる。 4. 換気扇を回して乾燥させる。 | 最も「平ら」な状態を作れます。 浴室なので水滴が垂れても安心です。 |
| ピンチハンガーの天面 | 1. 角ハンガー(洗濯バサミがついている四角い枠)の上部を拭く。 2. タオルを敷いて、その上に服を置く。 3. 服の袖などが垂れないように調整する。 | 通気性が良く、乾きが早いです。 ブラウスや薄手のニットにおすすめ。 |
| ハンガー2本(M字干し) | 1. 1本目のハンガーに服を普通に通す。 2. 2本目のハンガーを裾や胴体部分に通す。 3. 横から見て「M字」になるようにバランスを取る。 | 場所を取らずに干せます。 重みが分散され、丈が伸びるのを防ぎます。 |
ニットやセーターだけでなく、Fマークのついているブラウスやワンピースも、できるだけ平干しに近い状態で干すことで、アイロンがけが不要なくらいキレイなシルエットを保てますよ。
クリーニングに出すべき衣類の判断基準
ここまで、家庭での洗濯方法をお伝えしてきましたが、私自身も「これは無理して洗わない」と決めているラインがあります。
無理をして失敗すると、かえって高くついてしまいます。
プロに任せるべき服と、家で洗う服の仕分け基準をまとめましたので、迷った時の判断材料にしてください。
| アイテム・特徴 | クリーニングに出すべき理由 | 自宅洗いのリスク |
|---|---|---|
| 購入価格が高い服 (一張羅・ブランド品) | プロの技術による「安心」を買うため。 失敗した時の精神的・金銭的ダメージが大きい。 | 少しの縮みや風合いの変化で、価値が大きく下がってしまう。 |
| 特殊な加工がある服 (プリーツ、シワ加工、ビーズ等) | 家庭でのプレス(アイロン)技術では、元の加工を再現できないため。 | プリーツが消える、シワ加工が伸びる、装飾品が取れる・破損する。 |
| 色落ちテストNGの服 (濃い色、海外製品) | ドライクリーニング(油)なら色落ちしにくいが、水洗いは染料が溶け出すため。 | その服が色褪せるだけでなく、他の洗濯物に色が移って全滅する。 |
| スーツ・コート・ジャケット | 内部に「芯地(しんじ)」という型崩れ防止の布が接着されているため。 | 芯地と表地が剥離してボコボコになったり、襟や肩のラインが崩れたりする。 |
| 冠婚葬祭用の礼服 | 礼服特有の「深い黒色(漆黒)」と光沢感を維持するため。 | 水洗いで白っぽくなったり(白化)、ヨレたりして、フォーマルな場で着られなくなる。 |
クリーニング代は「服の保険」でもあります。
数千円をケチって数万円の服をダメにしてしまっては本末転倒です。
「普段着のニットや事務仕事用のブラウスはエマールで」「特別な日のワンピースやコートはクリーニングへ」と、賢く使い分けるのが、節約とオシャレを両立させる最大のコツです。
Q. エマールがない場合、普通の洗剤でも代用できますか?
A. 基本的にはおすすめしません。アタックやアリエールなどの一般的な洗剤は「弱アルカリ性」のものが多く、洗浄力が高い反面、Fマークがつくようなデリケートな繊維(ウールやシルクなど)を傷めてしまう可能性が高いです。どうしても代用する場合は、おしゃれ着洗い用でない「中性洗剤(台所用中性洗剤など)」をごく薄く使う緊急措置もありますが、縮み防止成分が入っていないため、仕上がりは劣ります。大切な服なら、エマールなどの専用洗剤を買ってくるのが無難です。
Q. 洗濯したら少し縮んでしまいました。元に戻せますか?
A. 軽度の縮み(ニットなど)であれば、トリートメント(ヘア用でOK)を溶かしたぬるま湯につけ置きし、優しく引っ張りながら形を整えることで、ある程度戻る場合があります。これはトリートメントに含まれるシリコン成分(ジメチコンなど)が繊維の絡まりを解きやすくするためです。ただし、レーヨンなどがフェルト化してカチカチに縮んでしまった場合は、残念ながら元に戻すことはプロでも非常に困難です。
Q. ドライクリーニングマークの服を洗う頻度は?
A. 直接肌に触れないアウターやニットであれば、毎回洗う必要はありません。着用回数5回〜10回に1回、または季節の変わり目の「衣替え」のタイミングで十分です。洗いすぎは生地の寿命を縮め、毛玉の原因にもなります。普段は着用後に洋服ブラシをかけたり、消臭スプレーでケアして陰干ししたりして、汚れが目立つようになったら洗うくらいがちょうど良いでしょう。
Q. 失敗して色移りした場合の対処法は?
A. 気づいたらすぐに(乾く前に)、40℃〜50℃くらいの少し熱めのお湯に、通常の洗剤を通常量の2〜3倍濃いめに入れてつけ置き洗いをしてください。それでも落ちない場合は、「還元型漂白剤(ハイドロハイターなど)」を使う方法もありますが、これは白物専用の場合が多いので注意が必要です。色柄物の場合は、無理にいじらず、乾燥させずに濡れたままクリーニング店に持ち込み、「色移り除去」を相談するのが最善かつ最終手段です。
まとめ:洗濯マークfとエマールの付き合い方
今回は、「洗濯マーク f エマール」というテーマで、家庭での洗濯可否や洗い方について深掘りしました。
Fマークは本来「石油系ドライクリーニング」を指定するものですが、洗濯表示を正しく読み解き、素材を見極めることができれば、エマールを使って自宅でケアすることは可能です。
大切なのは、「マークの意味を正しく理解すること」と「素材ごとのリスクを知ること」です。
最後に、今回の記事の重要ポイントをもう一度振り返ってみましょう。
- Fマークがあっても「桶マーク」があればエマールで自信を持って洗える
- 「水洗い不可+F」の場合は、原則クリーニング推奨だが、自己責任で洗える素材(ポリ・アクリル等)もある
- レーヨン、キュプラ、皮革、シルクは、水洗いで取り返しがつかないことになるため、絶対に家で洗わない
- 洗う時は「つけ置き洗い」か、洗濯機なら「脱水1分」を徹底してシワと縮みを防ぐ
- 迷ったら「その服を失ってもいいか?」と自問し、大切な服は迷わずクリーニングへ
お家で洗える服が増えれば、クリーニング店への往復の手間も減り、浮いたお金で美味しいランチに行けるかもしれませんね。
何より、自分でお手入れした服には愛着が湧くものです。
ぜひ、今回の記事を参考に、エマールを上手に活用して、賢く楽しい洗濯ライフを送ってくださいね。






